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創造進取 ネクスタのものづくり part.02
CREATIVE

メッキンバックについて

医療現場での安全性や利便性を考慮した封入方法、開封時のピール性(手で簡単に開けられるような性能)のみならず、滅菌処理前・後が視認できるよう、滅菌すると色が変わるケミカルインジケーターインキなども使用。付加機能や多種多様なサイズの医療用具に対応できる商品構成で評価を得ています。

40年以上にわたり培ってきた高度な専門技術。そこから生まれる特殊な性能。ネクスタではお客様に「安心」と「安全」をお届けするため、空気洗浄度を製袋環境としては国内最高レベルで管理し、徹底した品質管理でクリーンパッケージを生産しています。主な対応分野は、食品・医療・半導体・化学・電子部品などです。

ネクスタラッピイ関西工場が、軟包装衛生協議会の認定工場に認定されたのは、1995(平成7年)年2月。これは製袋業界初の快挙で、それ以後、製造・加工した商品には認定表示マークを付けることができるようになりました。

ネクスタクリーンルームのもうひとつの特徴は、様々な形状の袋を生産できることです。特に大型ガゼット(=マチ付き)製袋機は、クリームルーム内で製造できる国内最大クラスのマシンで、袋巾最大1200mmまでを生産することができます。

この最新の設備・環境・技術が評価され、大手医療機器メーカーから人工心肺を入れる袋の製造を任されることに…。開発当初は、材料に使用するフィルムがカールして貼り合わせ加工がうまくいかないなどの問題が発生しましたが、材質を変更したり、加工方法を変えたりすることで、無事希望の商品を完成させることができました。開発には約1年かかりましたが、このメーカー様とのお取引は現在約5倍にまで拡大しています。

また、以前ある菓子メーカーからお饅頭の包装を依頼されたことがあります。熱では接着できないOPPフィルムを使用してお饅頭を団子状に包みたいというご要望でしたが、折り目が複雑で、なかなか安定した形状がつくれませんでした。試作品をつくっては検証し、また試作品をつくっては検証し…。繰り返すこと約10回。ひとつの試作品をつくるのに約3ヶ月必要だったので、納品までには約3年かかりました。

もともと他社が音をあげ、当社に巡ってきた仕事ですが、「会社が最後までやらせてくれたことが嬉しかった」と担当社員。お客様が困っているのだから、そのお手伝いをするのは当たり前。やり始めた以上は、きちんとカタチにする。それが私たちの暗黙のルール。最後まで諦めない心が、ネクスタの強さの秘訣です。

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